ダム内部を一般開放 7月26・27日 宮ヶ瀬
宮ヶ瀬ダムで7月26・27日の2日間、恒例のダム内部見学会が開かれる。全国的な行事である「森と湖に親しむ旬間イベント」の一環。ダム内部にあるおよそ2Kmに渡る「監査廊」と呼ばれる通路を見ることができる。
首都圏最大のダムとして知られる宮ヶ瀬ダムは、2001年から本格運用が始まった。箱根の芦ノ湖とほぼ同じ量の水を貯めることができ、横浜や川崎など、県下15市5町に水道水を供給。重力式コンクリートダムでは堤体積1位の大きさを誇っている。
ダムには常に強い力がかかっているために小さな異常も見逃すことはできず「監査廊」とよばれる通路を巡回して、安全管理に向けた設備や機器の点検を行っている。そんな巨大ダムの内部に入ることができるのが、内部見学会だ。
ダム内部は普段公開されていないとあって、イベントはここ数年2日間で1千人以上が訪れるほどの盛況ぶり。高低差70メートルにおよぶ迫力ある観光放流(午前11時〜、午後2時〜)が同日開催されるのも人気のワケ。
内部見学会の受付は、ダム上にある相模川水系広域ダム管理事務所で行う。事前申込は不要で、希望者は当日直接会場へ。両日とも受付時間は午前11時20分から正午、午後2時20分から3時までの2回。見学無料。天候により中止の場合あり。問い合わせは相模川水系広域ダム管理事務所【電話】046・281・6911へ。
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