あいかわ公園楽しさ2倍 9月21日 2つの祭りが同時開催
半原糸の里地域の歴史を伝える「半原糸の里文化祭」が9月21日、県立あいかわ公園で開かれる。午前10時から午後3時半まで。会場では「みやがせフェスタ」(主催/(公財)宮ヶ瀬ダム周辺振興財団)も同時開催される。
イベントは、自然・産業・歴史文化などの情報を発信するとともに、水源地域と都市との交流促進が目的で、今年で16回目。例年、家族連れで大にぎわいのお祭りだ。
祭りといえばおなじみのステージショーや地元特産品などがならぶ模擬店もあるが、来場者による参加型の催しが特徴の1つ。木工、籐手芸、和紙細工、押し花、ビーズアクセサリー、押し絵といった体験教室が同公園内の工芸工房村ほかで予定されている。
2つのお祭りが合体することもあり、ステージショーも目白押し。主な内容は和太鼓演奏(県立愛川高校)、子どもダンスショー(シェイク、愛川キッズビクス)、周辺自治体の観光キャラクターによるピーアール、烈車戦隊トッキュウジャーショー(11時50分〜、14時10分〜)など。このほか、地域振興を目的に2002年度から始まり、昨年度は見学者が5万6903人と過去最高を記録した「宮ヶ瀬ダム観光放流」(11時〜、14時〜)も予定されている。
当日は小雨実施、荒天時は中止。昨年はおよそ2万4千人が来場(主催者発表)しており、今年も会場周辺駐車場は大混雑が予想される。町は愛川繊維会館と川北青少年広場に臨時駐車場を設置し、それぞれ1時間に3本ずつ無料シャトルバスを運行し、交通渋滞緩和に努めるが、乗り合いでの来場を呼びかけている。なお、イベント等は都合により変更・中止となる場合あり。問い合わせは町役場商工観光課【電話】046・285・2111へ。