貴重な歴史資料が47点 写真で蘇る昔のふるさと
県立あいかわ公園内にある町郷土資料館で9月30日まで写真展「ふるさと点描」が開かれている。毎年、この時期に同所で行われている「糸の里文化祭」に合わせて企画された同館の特別展示だ。
愛川町半原が糸の町として栄えた頃の様子を中心に集めた写真展。明治から昭和期の愛川町を象徴するような写真47点が展示されている。資料は、愛川町文化財保護委員によって組織された「愛川町古写真調査会」による調査成果の一部。この内30枚が半原地区、17枚が半原地区以外の写真となっている。いずれも貴重な写真の数々だが、中でも注目は愛川町初公開となる鎌田正芳氏寄贈の一枚(=写真)。大正5年の6月に半原で撮影されたもので、水車の傍らには、横須賀水道建設時の工事従事者たちが並んでいる。
町郷土資料館学芸員の山口研一さんは「水車が活躍した頃の町域の光景は現在とは別世界です。寄贈された一枚は『これが愛川か』と思うような一枚で、私も一番気に入っています」と話す。
問い合わせは町郷土資料館【電話】046・280・1050へ。
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