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愛川・清川版 公開:2014年12月19日 エリアトップへ

1月17日に第1回愛川アドベンチャーを開催する 佐藤 圭介さん 愛川町角田在住 28歳

公開:2014年12月19日

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本当は引っ込み思案

 ○…「愛川町をたくさんの人に知ってもらいたい」。開口一番、熱い思いを言葉に込める。自転車とトレッキングで町内を巡り、チームでチェックポイントをクリアする「愛川アドベンチャー」の開催は1月17日。「イベントを企画したのは人生初。自分は友達が何かするのを『やめた方が良いんじゃ』って止めるタイプ」とはにかむ。それでも殻を破って新たな挑戦を始めたのは、自身を育ててくれた愛川町とアドベンチャーレースの魅力を伝えたいから。

 ○…愛川町生まれ。明治大学在学中は山を走るトレイルランニングにのめり込んだ。高校で陸上競技の経験があり足には自信があったが、高低差や路面など競技としては別世界。「景色が変わって開放感があって、楽しい要素しかなかった」と、感動は鮮明に憶えている。北丹沢の12時間耐久レースなど各地の大会に足を運び、年代別では上位に食い込む実力だ。3年ほど前にアドベンチャーレースを体験。自分の足で走ることで地域を知ることができ、仲間と力を合わせてレースを進める楽しさを知った。

 ○…「良い町だね」。今年1月に愛川の山を一緒に歩いた友人の一言が、愛川アドベンチャーのきっかけ。「コンパクトな町の中に山や川、歴史など色々な魅力がある」。愛川の良さを知ってもらうのに、真っ先に思いついたのはアドベンチャーレース。「無いなら自分でやるしかない」。イベントの運営会社でアルバイトしてノウハウを学び、7人の有志とともに1年間手さぐりで準備を続けてきた。本番はもう目の前だ。

 ○…両親はテニス、2人の妹はゴルフにダンスと一家そろってスポーツ好き。「やりたいことをやらせてくれた」と両親へ感謝の言葉が自然にこぼれる。来年の4月から、自身がノウハウを学んだ東京のイベント運営会社で就職が決まっている。「色々なレースで地域の良さを伝えていけたら」。若き瞳は、まっすぐに未来を見つめている。

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