税のオピニオンリーダーめざし、地域に貢献 公益社団法人 厚木法人会会長 小嶋完治
小嶋完治会長
平成27年の新春を迎え、皆様に心よりご祝詞を申し上げます。
昨年を顧みますと、経済情勢は一部の大企業において業績の回復がみられ、また株価の上昇などにより、緩やかに景気回復が見込まれていると報道されておりましたが、我々企業を取り巻く環境は、企業収益の悪化や個人消費の停滞などにより、依然として先行き不透明な大変厳しい経済環境でありました。また、年間を通じて異常気象が相次ぎ、記録的な大雨や集中豪雨による土砂災害や御嶽山の噴火が起こり、各地で自然災害に見舞われた年でした。一方、ソチ冬季オリンピック大会では、日本代表選手のメダル獲得やテニスの国際大会では、若い日本人選手が活躍し、輝かしい成績を収めるなど、またノーベル物理学賞の受賞等の明るい話題もありました。
法人会は「健全な経営、正しい納税、社会に貢献」を柱として活動する経営者の団体です。「目指します。企業の繁栄と社会への貢献」をスローガンに、税のオピニオンリーダーを目指し、税知識の普及と納税意識の高揚、税制改正に関する提言活動をはじめ、地域社会への貢献活動を中心に事業展開をして参ります。同時に会員相互の交流、親睦事業等を実施していきたいと考えております。会員の交流事業は、自ずと異業種交流の場となり、情報交換や新たな事業展開のヒントを得る絶好の場となっています。会員の皆様方には今後とも法人会の活動にご参加いただき、更なるご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
今年は、未年（乙未：きのとひつじ）です。60年前の１９５５年（昭和30年）は、日本の高度経済成長が始まり、国産初のトランジスタラジオや自動電気炊飯器の商品が発売され、「三種の神器」といった言葉も流行った年です。羊は群れをなして行動するため、家族の安泰や平和をもたらす縁起物とされていますので、この一年は大きな期待と希望を持ちたいと思います。
本年が皆様並びに会員企業にとって、より良き年になりますようご祈念申し上げます。
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