清川村議会議場で1月29日、第16回清川村子ども議会が開催された。
これは、小学6年生を対象に、村の議会や行政への関心と理解を深め、意見や要望を今後の村政に役立てるために毎年行われているもの。今年は宮ヶ瀬小学校から1人、緑小学校から18人が参加。6つのグループにわかれ、村への要望や提案を発表した。
宮ヶ瀬小学校の羽切爽さんは、宮ヶ瀬地区の人口を増やすための住宅地を造ることを提案。地域の住民に行ったアンケートをもとに、「自然を守りながら、南山運動公園や防災拠点用地を宅地にできないか考えてほしい」と要望した。
回答に立った大矢明夫村長は「南山公園や防災用地は、イベントでの臨時駐車場や仮設住宅建設地などに利用されることもある。しかし、地域の活性化に人口増は必要。地権者の方との交渉など、宅地開発のためにできることは進めていきたい」と話した。
緑小学校の峯尾みなみさん、秋山みなみさん、平田飛斗君のグループは、防災施設の充実として「村内に防災ベンチを設置して、防災マップと洪水マップを一つにまとめてみては」と提案した。
大矢村長は「素晴らしい提案だと感心しています。マップについては担当者とも相談し、まとめていけるようにしていきたい」と前向きに回答した。
この他にも児童たちからは「月に一度の買い物市を盛り上げるためにもっと大学生との協力を」「大きな公園を作って魅力ある村に」「ふるさと納税に特典や特産品を」「コミュニティーハウスの設置」などの要望があがった。
過去の子ども議会での提案では、別所コンビニ前の横断歩道設置や宮ヶ瀬の子ども広場への時計設置、運動公園へのコンビ型滑り台設置などが実現している。
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