愛川・清川版 掲載号:2015年2月27日号 エリアトップへ

特別インタビュー 更なる清川の振興を 大矢明夫清川村長

社会

掲載号:2015年2月27日号

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村の課題について語る大矢村長
村の課題について語る大矢村長

 清川村長選挙が2月10日に告示され、現職の大矢明夫村長(67歳・2期)が無投票で3選を決めた。人口減少や村内の更なる活性化など、様々な課題を抱える清川村。本紙ではこれからの4年間について、大矢村長にインタビューを行った。

――3選を決め、現在の心境は

 「信任をいただき、これから4年、責任を非常に強く感じています。少子高齢化の社会の中で、今までの8年間をやってきました。右肩上がりの時代なら良いが、この厳しい時代に、住民の方が喜んで頂けるような村政運営をどのように進めるのか、重責を更に感じています」

――昨年の報道で消滅可能性都市にあげられるなど、村の人口減少が大きな課題となっています。定住促進に向け対策は

 「今までも村営住宅の建設や借上型の村営住宅をやってきました。住民の方の空いている土地に村の基準に合った家を建てていただいて、それを村が借り上げ、安くお貸しする方式です。今年度も村有地を活用した宅地造成を進めています」

――国は地方創生を掲げているが

 「国は『まち・ひと・しごと創生』を進めています。しかし、仕事の面では、清川村は国定公園や県立自然公園内にあり、宮ヶ瀬ダムが建設された時に自然公園の規制が強化され、なかなか土地利用ができない。そこに工場などを誘致するのは難しい。厚木市や伊勢原市、愛川町など近隣自治体と連携を図り、ベットタウン的な形で宅地を用意し、若い人たちに入ってきていただけたらと考えている。27年度には、空き家対策として村が必要に応じたリフォームを行い、村外の方にお貸しする制度も作っていきたい」

――近隣自治体との連携で具体案は

 「厚木市では森の里東部の区画整理に着手しました。そこが事業化され、そこで働く方たちに清川に住んでいただく方法を考えていきたい。他にも、246バイパスが完成したら、上古沢から清川カントリーの下をトンネルでつなげる道の構想は20年以上前から進めている。これも実現していきたい」

――子育て環境の充実については

 「村の認可保育所は公設・民営で運営していますが、ここ数年は待機児童が出てきています。国も規制を変えて、極端な話では、個人の家で預かるなど、5人から19人位の小規模な預り所でもいいという規制緩和をしています。村でも柔軟に対応しています。昨年9月からは、幼稚園の延長保育の拡充をしました」

――これまでも課題として村長があげていた介護施設の建設については

 「任期中にできるだけ早く作りたいと考えています。特別養護老人ホームでは100床位の規模がないと採算がとれず、国や県の許可が下りない。厚木市や伊勢原市では20人から30人位の施設が増えており、清川でも、ショートステイとデイサービスを主に行う同様の規模の小規模多機能型居宅介護施設を考え、業者との相談も進めています」

――村内活性化では道の駅の話題があがっています

 「村役場前にある清流の館を充実させて、道の駅にしたい。国からの認定を受けるのですが、国や県にも前向きに考えていただいております。24時間の駐車場や道路・観光情報の設置など整備が必要な部分もありますが、4月に申請し、スムーズに行けば9月から10月には認可が下りる予定です。2年から3年のうちに、飲食できるスペースや売り場面積の拡大などリニューアルを図っていきたい。商品数が増えることで、買い物弱者の対策にもつながると考えています」

――宮ヶ瀬地区の振興については

 「ダムを建設したときに、当時の建設省が力を入れて遊具などを用意してくれました。しかし、30年が経ち、老朽化も進んでいます。その後を引き受けた県では費用の面でなかなか施設の改修ができない状態です。村では今年度、プロムナード広場の改修に着手し、大型遊具なども設置します。27年度にはトイレを改修して、28年度には周辺のサイン看板や樹木などを整備する計画です。村でできる部分を積極的に進めていき、県にも引き続き呼びかけていきたい。他にも、宮ヶ瀬湖で行われているカヌーなどのPRや、昔パターゴルフ場だった所を少し改修してグラウンドゴルフ場をつくる事も考えています。健康づくりにもなりますし、多くの人が訪れることで地域商店の活性化につながります。商店街の皆さんにも、気軽に利用できる500円ワンコインなどの商品の提供を提案しています。宮ヶ瀬水の郷地区には、更に活性化してほしいですね」

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