愛川町角田の相模川で4月24日、愛川町消防署、相模原市消防局、厚木警察署による水難救助合同訓練が実施された。
この訓練は、相模川で発生する水難事故に備え、3機関が相互の連携を強化し、安全かつ迅速な救助活動を展開することを目的に行われたもの。5年ほど前から続いており、新年度の人事異動などで隊の編成が変わる事もあるため、各機関の人事交流の意味も含め毎年4月に行われている。
この日の訓練には、37人が参加。バーベキュー客の数人が遊泳中に行方不明になったケースを想定し、救命ボートや潜水隊のほか、神奈川県警のヘリコプターも参加し、捜索活動の訓練を行った。
訓練後の講評では、愛川町消防署の梅澤幸司署長が「行楽シーズンを前にした3機関合同での訓練は、大変有意義なものとなりました」と話した。
相模川と中津川を有する愛川町では、河川敷でのバーベキューやキャンプを楽しむ行楽客が夏に向けて増加してくる。町消防本部によると、今回訓練を行った高田橋下流では、昨年も水難救助が1件あったという。同本部では「お酒を飲んで体が温まった状態で泳ぐと、急速に体温が下がって危険です。飲酒直後の遊泳は避けてほしい」と呼びかけている。
愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
「何が必要か」を常に模索5月1日 |
穏やかな時代を共に5月1日 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ5月1日 |