愛川町三増地区の諏訪神社と周辺で7月19日、県の無形民俗文化財に指定されている「三増の獅子舞」が行われた。
およそ300年前から伝わる三増の獅子舞は、毎年7月20日前後の休日に行われている。今年の行列(道行き)は、諏訪神社から北西に100mほど離れた「カミノクラ三河屋」と呼ばれる個人宅を午後2時30分頃に出発。三増の獅子舞は一人立ち三頭獅子舞が特徴で、父の巻獅子、母の玉獅子、子の剣獅子の三頭のほか、姥面をかぶった教導役としての「バンバ」、露はらいの天狗、笛師・唄師・ササラ等が行列に加わる。
一行は舞を披露しながら3時頃に諏訪神社へ入り、境内でも舞を披露。三増獅子舞保存会のメンバーのほか、愛川高校の生徒による演舞も披露された。
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