愛川町の八菅神社(八菅山141)で3月28日(月)、恒例となっている春の例大祭が開かれる。
八菅山はかつての山岳信仰の聖地で、修験者たちが集う道場として知られた場所。例大祭のメインとなるのは、山伏装束に身を包んだ男たちが燃え盛る炎の中を歩く「火渡り」だ。法螺貝の合図に導かれた男たちが境内に登場。古式にのっとった儀式の後、木や葉が積み上げられた山に点火され、燃え落ちた山を地面にならし、掛け声とともに一気に進んでいく―。
これは1年の無病息災を祈願するもの。往時の荒行を今に伝える伝統行事をひと目見ようと、毎年町内外から多数の見物客でにぎわっている。
火が落ち着いた後は、一般の見学者も火渡りの体験ができる。
例大祭は午前9時から式典、10時から少年剣道大会、正午から火渡りが予定されている。このほか、歌謡ショー・和太鼓演奏もある。詳しくは、町商工観光課【電話】046・285・6948へ。
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