清川村が9月1日から、「清川村ふるさと応援寄附金」の受付を開始した。村のPRと自主財源確保を目指すふるさと納税制度を活用したもので、返礼品には村の特産品などを用意。今後は、豊かな自然を活用した体験型の返礼品メニューの導入も検討している。
同寄附金は、村外在住の人が村に一定額以上の寄附を行った際に、感謝の気持ちを込めて特産品を返礼品として贈呈するもの。村の魅力を全国に発信し産業・観光の振興を図るとともに、村への寄付を広く募ることで自主税源を確保することが目的だ。
スタート当初の段階では、村で生産している清川恵水ポークの味噌漬け・生ウインナー、足柄茶の詰合せ2種類、村内在住の創作折り紙作家が作製した折り紙セットの5品目が返礼品となっている。1万円以上の寄附を行うことで、これらの返礼品を選ぶことができる。担当の清川村税務住民課では、「村内にはまだまだ特産品があるので、今後も返礼品を充実させていきたい」と話す。さらに、宮ヶ瀬ダムなど豊かな自然を活用した体験型の返礼品メニューも検討しており、関連団体や近隣の自治体に協力を打診している。
同課によると、受付が始まった9月1日から6日までの間に既に県内外から27件以上の寄附があったという。寄附に際してのコメントには「神奈川県内唯一の村として頑張ってください」との言葉もあった。制度初年度として、同課では150件を目標に掲げる。
寄附の申し込み方法は、村が委託している(株)さとふる(「さとふる 清川」で検索)のWEBサイトから申請するか、寄附申込書(村ホームページからダウンロード可)に必要事項を記入して、役場窓口へ持参または郵送で申し込む。
寄附金の納付は指定の金融機関のほか、クレジットカードを利用する方法やコンビニエンスストアからの納付もある。制度について詳しくは同課【電話】046・288・3849へ。
愛川・清川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|