愛川町最大のスポーツイベント「愛川町一周駅伝競走大会」が1月8日、開催された。今年で第62回と長い伝統を誇る同大会。過去最多の50チームが出場した今回は、細野区Aが昨年に続き優勝し、連覇を果たした。
同大会は、三増公園の陸上競技場からスタートし、町内約27Kmを1チーム7人でつなぐ。町内の行政区による第1部が25チーム。自治体・企業・学校などの第2部は25チームがエントリーした。
注目を集めたのは、昨年の覇者である細野区と、過去最多優勝の実績を持つ田代区。田代Aは今年も生方勇気選手や山口優弥選手など実力者を揃えた。一方の細野区も、箱根駅伝出場者の苅田広野選手を中心に、11月から毎週3回の練習で走りこんできた。
スタートの第1区では、2部参加の立科町が先頭に立ち、細野区が2位に続く。田代区は第1区で7位だったが、2区では生方選手が区間1位の走りで1位に躍り出る。レースが大きく動いたのは第4区。細野区の中武泰希選手が区間2位の快走で首位を奪うと、続く秋吉元選手が区間1位で後続との距離を広げた。
アンカーの苅田選手は、多くのチームが20分台のタイムとなった第7区4920mを唯一の15分台で駆け抜け、独走状態でゴール。細野の連覇が決まった。
タイムは1時間29分4秒で、2位の田代区に4分49秒の差をつけての勝利だった。苅田選手は「連覇を目標に今大会に挑んだ。チームの皆がしっかりとリードを作ってくれたので、気持ちよく走ることができた」と話した。第2部優勝は立科町で、こちらも昨年に続く連覇となった。
また、当日はスポーツ少年団によるミニ駅伝大会も開催され、ハリマオサッカークラブがトップ賞(優勝)に輝いた。
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