愛川町若手職員による「半原地域における観光・産業連携拠点づくりワーキング」の検討結果発表会が2月3日、町役場本庁舎で行われ、独自のアイディアを小野澤町長に報告した。
愛川町では、半原地域における観光や経済の活性化を図るため、「半原地域における観光・産業連携拠点づくり構想」の策定を進めている。構想の検討にあたり、若手職員の柔軟な発想によるアイディアを拠点作り構想に反映するとともに、地域資源を活用し政策立案できる職員を育成することを目的とした「若手職員ワーキンググループ」を8月に発足。12人の若手職員が5つの小グループに分かれ、半原水源地跡地の利活用方法などを起点に、検討を重ねてきた。
「おしゃれで気軽に『近場の大自然』愛川町バーベキュー場」の案では、アスレチックやクライミングウォールなどを配備したバーベキュー場のプランを提案。「微セレブを狙った愛川グランピング場」の案では、手軽に贅沢なリフレッシュ空間を演出するほか、ナイトダムとの連携を提案している。「愛川町?ああ、ダムの町ね。計画」では、宮ヶ瀬を日本初の「登れるダム」にするほか、水源地のクライミングジム化を提案。「愛川町で過ごす、オシャレな農業カフェ」の案では、農業体験や愛川産ダイニングカフェのほか、ドッグランなど自然との触れ合いに着目。「女子力を高めるために」の案では、愛川が誇る水にスポットをあて、水を楽しむバーや、ここだけの限定化粧品を作れる店を設置する案を提案した。
発表を受けて小野澤町長は、「どのグループも、若手職員らしい発想によりいろいろなアイディアが盛り込まれており、愛川町の魅力を感じる良い提案でした。今回の内容を参考にして、より良い構想の策定を進めます」と話した。
町企画政策課によると、今回提案されたアイディアは一般に向けの公表は行われないが、3月末に建設コンサルタント企業から示される構想案の参考として活用されるという。
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