愛川町消防本部が3月1日、愛川町内の一人暮らし高齢者宅の防火訪問を実施した。
この日は、愛川町危険物安全協会、愛川液化ガス協同組合、愛川町消防職員ら22人が町内の一人暮らし高齢者26世帯を訪問。
火災になり得る要因は無いか確認するとともに、火気器具などの使用状況を確認して防火指導を行った。
各訪問先では、ガスコンロの点検、消火器やガス漏れ警報器の設置状況、石油ストーブの使用状況、灯油の管理方法などを確認し、防災面では家具の転倒防止金具、懐中電灯の設置状況の確認を行うとともに、住宅用火災警報器が未設置の世帯には設置を促す説明を行った。
町消防本部では「住宅火災で亡くなられる方の多くは65歳以上の高齢者であり、その原因は逃げ遅れが最も多い。今後も少子高齢化が進むことから、このような戸別の防火訪問を継続していくことで、一人暮らし高齢者に『安全・安心』を提供し、暮らしやすい町づくりを推進していきたい」と話す。
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