愛川町の八菅神社で3月28日(火)、恒例となっている春の例祭が開かれる。
八菅山はかつての山岳信仰の聖地で、修験者たちの道場として知られた場所。例祭のメインは山伏装束に身を包んだ男たちが炎の中を歩く「火渡り」だ。法螺貝の合図に導かれた男たちが境内に登場。古式にのっとった儀式の後、木や葉が積み上げられた山に点火され、燃え落ちた山を地面にならし、掛け声とともに一気に進む。1年の無病息災を祈願するもので、往時の荒行を今に伝える伝統行事に多くの見物客が集まる。
例祭は午前9時から式典、10時から少年剣道大会、正午から火渡りが予定されている。このほか、模擬店も出店する。詳しくは町商工観光課【電話】046・285・6948へ。
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