増加する集中豪雨などに対応するため、神奈川県では「洪水浸水想定区域」の見直しを進めている。3月31日には、相模川・中津川などの新たな想定区域を公表。同時に「家屋倒壊等氾濫想定区域」も公表した。
近年は、これまでの想定を超える豪雨が全国的に発生している。避難体制強化を図るため、2015年に水防法が改正され、これに伴い、洪水浸水想定区域の対象とする降雨が「河川整備の目標とする降雨」から「想定し得る最大規模の降雨」に高められ、県では区域の見直しを進めていた。
新たに公表された資料は「相模川水系相模川、中津川及び酒匂川水系酒匂川の洪水浸水想定区域図」。これまでに比べ、浸水が予想される区域が拡大しているほか、予想される浸水深が深くなった地域もある。
県の資料によると、想定最大規模の洪水浸水想定区域に含まれる自治体は、相模川で11市町約59平方キロメートル 、中津川で2市町約7平方キロメートルに及ぶという。
また、堤防決壊に伴う激しい氾濫流や河岸浸食が予想される区域として、家屋倒壊等氾濫想定区域を新たに公表している。
これらの公表資料は、県土整備局河川課、関係土木事務所、県政情報センターのほか、河川課のホームページでも閲覧できる。
詳しくは県土整備局河川課【電話】045・210・6479へ。
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