愛川中学校美術部の生徒が昨年12月25日、愛川町田代の中津神社に大絵馬を奉納した。
これは、同神社が神社本庁の神社振興強化対策モデル神社に選ばれたことをきっかけに始まったもの。2013年の「巳」から始まり、「午」「未」「申」「酉」と続き、今回の「戌」で大絵馬は6枚となった。
大絵馬は左右が約180cm、上下約90cm。日の出を背景に、梅と犬の絵が描かれている。
同校では文化祭が終わった10月から生徒13人がデザイン案を持ち寄り、作業を分担しながら仕上げた。
奉納式が行われたこの日は、拝殿で生徒や甲賀裕樹宮司らが参加して厳かに神事が執り行われた。甲賀宮司は「毎年本当に感謝しています。大絵馬が新年の恒例となり、皆さんも楽しみにしています」と話す。
奉納された大絵馬は12月30日から同神社の鳥居に飾られ、参拝者の目を楽しませている。今後は、五穀豊穣を願って2月11日(日)に行う「春祭」まで鳥居に飾られるが、その後は拝殿に奉納され、通常は見ることができない。
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