愛川町役場で2月28日、教職員を対象にした多忙化対策講演会が開催された。町内の小・中学校の校長や教員ら約30人が参加し、働き方改革について考えた。
この日の講演会では、文部科学省学校業務改善アドバイザーの妹尾昌俊氏を講師に招き、「『先生がいそがしすぎる』をあきらめない半径3mからの本気の学校改善」をテーマに講演を行った。
妹尾氏は「出退勤の時間管理を行っていない学校も多く、自宅残業を含むと多くの先生が働き過ぎ。国の教員定数改善と学校現場での仕事の見直しが両方必要」「授業準備や部活での休日出勤など、過密労働や長時間労働はデメリットが多い」など教員の労働環境を解説。「早く帰ろうと呼びかけるだけでなく、教員の手から離せるものは離す。身近な所にできることはある」と話した。
参加した教員からは「長時間労働が当たり前になってしまう環境では、若い人にとっても働きづらい。改善が必要だと感じました」などの感想があがった。
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