愛川町の商店などで組織する「あいちゃん商店会」の総会が6月12日に中津の「車屋」で開かれ、新会長に土門巨幸さん(菓匠土門代表取締役社長・36歳)が就任した。
同商店会は、愛川町内の個人商店など約40店が加盟する。全国的に商店会の加盟店が減少する傾向にあるが、土門会長は自ら町内を精力的に回り、トップセールスで加盟店増強に力を入れる。「やはり活気がほしいですから。違う業種の人と話をすることで、新しい知見を得ることは多いです」とうなずく。
36歳という年齢は同商店会メンバーでは最年少だが、会長という重責をしっかりと受け止める。「父からお店を引き継ぎ、やっといろいろな場所に行かせてもらえるようになりました。年上の皆さんの意見も聞きつつ、若手の意見も出していかないと厳しい時代になっていると感じます」と気を引き締める。
理想は「愛川町内で何でも揃う」こと。「わざわざ外まで行かなくても、愛川で揃うなら、町内で買い物していただける。『質の良い店』を目指して、業種を超えて、加盟店みんなが競争していけたらと思います。自分の代で実現できなくても、いつか実現できたら」と、愛川への郷土愛を込めて将来の夢を描く。
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