愛川町消防署が4月11日から17日まで、町内の解体予定建物を利用した実践的災害対応訓練を実施した。
訓練会場となったのは、町内春日台にあるビューテック(株)相模営業所相模熱誠寮敷地。実際の建物を使用することで、災害現場に近い状況を作り出し、通常とは違う様々な訓練を実施した。
11日には、エンジンカッター等数種類の方法でドアを破壊し侵入する開口部設定訓練や、屋内進入訓練を行った。
13日には、今年度導入予定の大型排煙機「ラムファン」を使用した陽圧換気戦術を訓練した。室内に充満した煙をファンの風で一気に押し出し、火災の延焼を抑える放水を同時に行う消火方法で、実際の排煙の様子や放水の方法を確認した。
新倉哲夫消防署長は「実際の建物を使えることはとてもありがたい。通常の訓練とは違う緊張感があります」と話した。
また、4月5日と6日には、相模川の高田橋下流で愛川町消防署と相模原市消防局が水難救助合同訓練を実施した。
水難事故に備え、隊員間の連携強化や機材取扱いの技術習得を目的に行われ、ボート操縦やロープ展張のほか、潜水訓練などが行われた。
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