愛甲商工会青年部の部長に就任した 諏訪部 陽輔さん 愛川町中津在住 37歳
果たすべき役割を胸に
○…45歳までの青年経済人で組織する愛甲商工会青年部。2019年度には50周年という大きな節目を迎える。「式典のほかに、記念事業でどのようなことをやるか。これから皆の意見をしっかり吸い上げて、形にしていきたい」と前を見据える。現在の部員は30人。「長島典正前部長をはじめ、先輩方に10人以上の部員を増強していただいた。本当にありがたいです」と感謝は尽きない。大舞台を前に新たなメンバーも加わり、同部の活気も一気に漲る。
○…声を掛けられて同部に入り今年で11年目。「当時は自分に近い年齢の部員も少なくて、ほとんど出席していなかったんです」と苦笑する。それでも、自身を誘ってくれた先輩が粘り強く接してくれたこともあり、40周年の記念事業「愛ふれあいフェスタ」に参加。ここがターニングポイントになった。「青年部に入って、色々な方と出会えたことが何よりも良かった」と振り返る。「愛川町は人が魅力だと思います。皆が自然に助け合って、情がある人が多い。これからは若い人が住んでくれる面白い町になってほしい。自分もその一助になれたら」と、自らの役割をしっかりと胸に受け止める。
○…生まれは角田。高峰小、中原中から厚木南高校へ進学。卒業後は父が創業したアルミ建材セイユーに入社し、両親とともに町内を走る。「ガラス一枚の修理でも、仕事は極力断らない。小回りが武器ですね」と、仕事の話になると表情もキュッと引き締まる。
○…家族は夫人と1歳の愛娘。夫人との共通の趣味はスノーボード。「以前は良く行ったんですが、子どもが生まれてからはなかなか行けなかった」と言うが、「いつかは娘もゲレンデに連れて行ってあげたいですね」と満面の笑み。