野生鳥獣による被害を防ぐため、愛川町の平山公民館で7月30日、鳥獣被害対策研修会が開催された。町民をはじめ、かながわ鳥獣被害対策支援センターや町職員など約20人が参加し、鳥獣被害や課題・対策について語りあった。
農作物などの鳥獣被害は近年増加傾向にあり、神奈川県では2017年4月に専門部署として同センターを設置して、地域ぐるみでの対策を支援している。
愛川町の田代・平山地区ではここ数年イノシシの増加が確認されており、同センターでは愛川町を今年の重点取り組み地域の一つに選定。6月にはドローン(無人航空機)を使った上空からの現地調査を実施している。
研修会では、調査の結果をもとに作成した地図状の資料から、獣道や掘り起しの痕跡などを解説した。また、イノシシの生態や、被害を発生させないための対策例も紹介した。参加者からは「イノシシの親子を見た」「イノシシの足跡が沢山ある」「山から集落を流れる川がイノシシの通り道になっている」「住宅に至近のところのヤブが繁茂している」など、様々な情報があがった。同センターでは、「今回の情報を踏まえ、今後具体的な対策実行に向けて、地域との合意形成を図っていきたい」と話す。
愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
「何が必要か」を常に模索5月1日 |
穏やかな時代を共に5月1日 |
|
2019あいかわチャリティーゴルフ5月1日 |