日本武道館で7月21日と22日、全日本少年少女武道(剣道)錬成大会が開催され、愛川町を拠点に活動する菅原剣士会が準優勝にあたる優良賞に入賞した。
この大会は、武道を通した青少年の健全育成を目的に毎年開催されているもの。全国から小学生剣士たちが集い、練習成果を競い合う。
毎回480チーム以上が集まるため大会は初日8ブロック、2日目8ブロックに分かれて行われ、それぞれのブロックで優勝が決まる。菅原剣士会は1日目に出場。「この大会にあわせて昨年から練習を重ねていた」と渡部亮一指導部長が話す通り、選手たちは1回戦から4回戦まで順調に勝ち進み、準決勝では熊本県の大津少年剣道クラブに2対0で競り勝った。
決勝戦では強豪で知られる千葉県の鬼高剣友会と対戦。試合は大将戦までもつれ込み、善戦したものの最後は本数差で勝利を逃した。
大将を務めた橋本奈未さんは「試合は緊張せずに戦えた。積極的に行き過ぎると取られてしまう試合。悔しかったです」と決勝を振り返る。
菅原剣士会は同大会で2012年に優勝、2015年に敢闘賞(3位)を獲得し、今回が3度目の入賞。全国で戦える自信と、あと一歩で優勝を逃した悔しさをバネに、来年以降の優勝に期待が集まる。
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