県立あいかわ公園内にある愛川町郷土資料館で10月10日(水)から11月30日(金)まで、企画展「懐かしの学び舎から」が開催される。明治から昭和の懐かしい小学校の様子を伝える写真や教科書などが展示される。
みんなで雑巾がけをした廊下や、こっそり落書きした木版の机…。大人なら誰もが懐かしさを感じる「小学校」が、今回の企画展のテーマ。
展示では、愛川町での授業風景などの写真を展示する「卒業アルバムから〜明治・大正・昭和の学校〜」や、各時代の代表的な教科書・文具などを紹介する「学び舎の品々」、県内最古の木造校舎である半原小学校校舎をはじめ、国内に現存する様々な木造校舎を写した「校舎の変遷」のほか、「催し物」「学校給食の歴史」「遊びの世界」のコーナーが予定されている。
今回の展示資料は約100点。小学校をテーマに、ここまでの資料数を揃えた企画展は同館では初。山口研一館長は「人生最初の学び舎である小学校には、懐かしさを感じさせる魅力があります。時代とともに移り変わる姿を楽しんでいただけたら」と話す。展示会場は、同館企画展示室とエントランスホール。時間は午前9時から午後5時。月曜休館。観覧や同館の入場は無料だが、車で来場の場合、土・日・祝日は県立あいかわ公園の駐車場が有料(普通車500円)となる。
戦前時代の学校建築知る
今回の企画展にあわせ、同館では11月4日(日)、「神奈川の戦前の学校建築」と題して歴史講座を開催する。
当日は、横浜国立大学名誉教授の吉田鋼市氏を講師に招く。時間は午後1時30分から3時30分まで。会場は同館会議室。受講無料で定員は20人。
なお、参加には事前申し込みが必要。申し込みは10月20日(土)午前9時から同館で受け付け開始(先着順)。企画展についての問合せや講座の申し込みなど、詳しくは町郷土資料館【電話】046・280・1050へ。
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