上手なお金の使い方 三浦藤沢信金の「出前金融授業」
三浦藤沢信用金庫(平松廣司理事長)では、金融の仕組みやお金の流れをわかりやすく解説する「出前金融授業」を行っている。金融のプロである職員が先生役となって、「お金の役割は?」「どうして無駄遣いをしてはいけない?」「貯金は必要?」などの疑問に答えている。内容や教材はすべて職員のお手製。お金の大切さに気づかせる”きっかけ”を提供している。
今月4日、県立武山養護学校津久井浜分教室では、卒業を控えた3年生14人が「上手なお金の使い方」をテーマに学習した。給与、ボーナス、小遣いなどの収入に対して、生活費、積み立て、携帯電話代などの支出を帳簿に記入していく内容。模擬紙幣を用いながら1年間のお金の出入りを体験した。クイズや宝くじに当たると臨時収入が得られるほか、高額のプレゼントを購入すると後々の出費に苦しむなどのゲーム感覚がウケて生徒らは熱心に取り組んでいた。ある男子生徒は無計画な出費がかさんで赤字に転落。それでも毎月の積み立てで清算することができ、「破産せずに済んだ。貯金の大切さがよく分かった」とつぶやいた。
同信金では、小学6年生を対象にしたプログラムを用意しており、今回はそれを応用したという。業務部の田中克典副部長は「お金を大切に扱う子どもを育成することは、地域金融機関の大きな役割。学校から要請があればどんどん協力していく」と話していた。申込みは【電話】046(821)1709で受付。
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「ピンクリボン」チャリティー講演会4月23日 |
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