横須賀版 掲載号:2011年3月4日号
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PTA今ドキ事情その2

昨年の運動会では総計100人のPTAボランティアが協力した
昨年の運動会では総計100人のPTAボランティアが協力した

 親子三代通う家庭がある一方で新興住宅地からの転入生も多い城北小学校(児童数603人)。同校PTAでは今年度から委員などの引き受け手不足の解決に「6年1役・1年1ボラ活動」を始めている。「児童1人につき、6年間で一度はPTA役員をお願いします。役員でない年は、年一度のPTAボランティア参加を」と働きかけて1年が経った。

「6年1役・1年1ボラ」奏効

 「地域住民の方からの協力には恵まれていても、保護者からのPTA活動への参加が少なかったのが悩みの種でした」と話すのは同校PTA副会長の高橋秀代さん。昨年度までは毎年のように役員の選出が難航。経験者が歴任せざるをえないことも度々だった。また、登下校時やイベント時のパトロール、学校行事の手伝いなどでボランティアが必要だが、わずかな数人しか集まらないことも多く、委員やボランティアを引き受ける保護者への負担増や不公平感が問題になっていた。 

 運営に危機感を感じた当時の役員らはその原因を「PTA活動について知らない、もしくは誤解している保護者が多いのでは」と考え、「まず誰もが一度は活動を経験するしくみづくりをしなければ」と話し合いの場を持った。

 そこで今年度から6ヵ年計画で進められているのが「6年1役・1年1ボラ活動」。委員やボランティアの仕事と、その必要人数が年間の内容・日程とともに一覧化され、4月中に保護者にはその一覧表からいずれか一つ以上を引き受けてもらうしくみが作られた。また、これを支えるために各委員会で行われていたボランティア募集や委員決めを、役員会で把握して活動の周知や管理も一元的に行う体制づくりや、4月の授業参観時に説明会と委員選出を共に行うことでも周知徹底が図られた。

 その結果、最初の参加をきっかけに何度も活動に協力するようになった人が現れたため1年を通じたボランティア参加率は100%を超え、委員一人当たりの負担軽減にもつながった。しかし未だ、ボランティアばかりへと偏りが生じるなどで委員選定への課題も残るという。一年間の反省を踏まえながら活動路線を引き継ぐ次年度も、試行錯誤が続きそうだ。
 

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