市長マニフェスト問う 横須賀JCが中間検証大会
吉田雄人横須賀市長が2年前の選挙時に掲げたマニフェスト(公約)の進捗状況を評価する「中間検証大会」が来月25日(水)に行われる。青年経済人らで組織する(社)横須賀青年会議所(横須賀JC)の主催。学識者による第三者検証のほか、市長本人がこれまでの市政運営などを振り返る。
吉田市長は、「市政改革の道しるべ」として自然・環境、医療・福祉、子育て・教育、地域経済の活性化など11分野、207項目に及ぶ政策マニフェストを「チェンジ」のスローガンとともに発表。実施時期についても期限を区切り、これに基づく市政運営に取り組んでいる。
横須賀JCは、先の市長選挙前に立候補予定者を集めて各人のマニフェストをテーマに公開討論会を実施している。中間検証大会では、市民からの信任を得たマニフェストがどのように扱われているかを確認する機会とする。
第一部では、自治体のマニフェスト評価を数々手掛ける(財)地域開発研究所研究員 牧瀬稔氏による第三者検証と吉田市長による自己検証が行われる。第二部のパネルディスカッションでは、「マニフェストからみる市政の課題と未来」をテーマに、両氏が壇上で意見交換。小塩良一タウンニュース社横須賀支社長がコーディネーターを務める。
横須賀JCでは、市民に向けて事前アンケートも実施する。吉田市政の方向性や満足度などをまとめて公表、新体制となる市議会議員にも意見を求める考えだ。横須賀JCの及川浩一理事長は、「市政を市長に委ねるのではなく、自分が当事者の立場で関わっていくことが正しい地方分権のあり方。マニフェストの進捗を確認することで、横須賀の現状を理解できる」と広い層に参加を呼びかけている。
時間は午後5時開場、6時開演。会場はヨコスカ・ベイサイド・ポケット、定員500名(当日受付)。事前アンケートは横須賀JCのホームページからダウンロードできる。詳細は同事務局【電話】046(824)1061(木曜を除く平日午前9時から午後3時)。
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