「LED照明」普及の旗振り役 市商連の節電キャンペーン、今月末から
市内32の商店街で組織する「横須賀商店街連合会」では、LED照明の普及で省エネと節電を呼びかけるエコ推進活動を今月末から展開する。LED照明の生産で大きな国内シェアを誇る東芝ライテック(本社=船越町1丁目)の協力で2000個のライトを安価で調達、商店街加盟店に振り分けて使用してもらう。一部はイベントやセールの販促景品として買い物客に提供することも考えている。
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震災を機に高まった節電意識。電力消費量が少なく、
長寿命なLED照明の設置を商店街が率先垂範することで、市民への普及啓発をめざす。事業経費230万円の内、横須賀市が商店街活性化の名目で100万円を助成する。
「どぶ板通り商店街」では昨年、メイン通りの街路灯53基すべてをLED照明に切り替えた。これにより、月額12万円あった電気代を8分の一(約1万5千円)にまで抑えることに成功した。今回は個店での設置がメインとなるが、「LEDは節電(省エネ)に繋がるとともに財布にも優しい。商店から地域に向けてエコ活動の実践を発信していきたい」と越川昌光会長は意気込みを話している。
これに加えて「節電中」と書かれたブルーのポスターとシールが、商店街加盟2000店に一斉掲示される。余白スペースには、各店が独自で被災地へのメッセージや節電への取り組み姿勢などを記入していくという。
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