三藤信金 平松理事長 「経済と道徳の両立求められている」
若手経営者の支援を目的とした三浦藤沢信用金庫の「みうらふじさわビジネススクール」(4期生)が今月20日、セントラルホテルで行われ、同信金の平松廣司理事長(=写真)が講師を務めた。1年間の連続講座の最終回で登壇。日本資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一の経済倫理思想について独自の研究を交えながら40名の受講生に説いた。
利潤追求と社会的責任という経営の真髄について、「継続的な利益を追求しながら社会に役立つ心を忘れないという両立が今、強く求められている」と平松理事長。「ルールを遵守し、地域の中で存在を認めてもらいながら成長していくことが大切」と熱弁をふるった。
「経営者としての素質の開花」をモットーとする同信金のビジネススクールは、これまでに200人近くの地域経済人を輩出。第5期は来年2月に新たな生徒を募って開講するという。
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