好評の美術館ウエディング 大自然の中で愛を叫ぶ
昨年度より公共施設の有効活用を目指して始まった市の企画「美術館ウエディング」。11月12日に横須賀美術館(横須賀市鴨居)で3組目となるカップルの結婚式が行われた。
緑豊かな山、遠くに船の行き交う大海原という最高の演出の屋上広場で人前式を行い、永遠の愛を誓った。
市内小川町在住の石井達雄さんと敦子さんは昨年10月にニュースで結婚式が行われたのを知って応募した。元々、京都の美術大学出身で美術に造詣の深かった敦子さんたっての希望で約1年越しとなる結婚式が実現。当初は、同館での挙式に不安のあった達雄さんも東京湾を一望できるロケーションの良さや柔らかな自然光が射す開放的な館内に魅せられて、一目で気に入った。
式後の感想は「私たちらしさの出たセレモニーとなり大満足です」。また、海が好きな敦子さんの両親が近くのたたら浜で挙式したことに触れ「親子二代、この地で新生活のスタートが切れました」と幸せいっぱいの表情で微笑んだ。
列席者も「招待状を貰った時は美術館で本当に出来るのか驚いたが素敵な式だった」と二人の門出を祝福。その後の披露パーティーは館内のレストラン『アクアマーレ』で開かれ、友人らの歓声に包まれた。
なお、横須賀市は美術館ウエディングの一層の浸透は目指すものの、来年度の募集はこれまでの反響と美術館の企画展の日程などを考慮した上で改めて検討するとしている。
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