追浜でご当地焼そば 目を付けたのは「塩」
先ごろ開催された「B1グランプリ」では上位入賞を”ご当地焼そば”が独占─。庶民の味に注目が集まる中、追浜でも焼そばの新メニューをテコにした街おこしが動き出している。その名も”おっぱま塩焼そば”。大正時代前半まで現在の追浜駅周辺に塩田が広がっていた地域の歴史に焦点を当てたもので、地産地消もテーマに加えながら、地元飲食店の若手経営者たちが試行錯誤を重ねて開発した。
麺は地卵を使用した約1cm幅の太麺で、茹でた後に具材と絡まるようツルツルの食感が特徴。塩ダレも数種類の塩とスパイスを独自に配合した自信作で最後に横須賀産のシラスと青海苔を乗せて完成させる。これまで市内各所の催しでテスト販売した結果では、毎回行列が出来るほどの盛況ぶりだった。
”おっぱま塩焼そば”は、今月20日(日)午前9時より追浜駅前(みずほ銀行前B─1広場)で開催する「おっぱま夢マルシェ」(毎月第3日曜日実施)で、1つ450円で販売される。追浜活性化委員会の下澤敏也さんによれば、「太麺と塩味がベースとなるが、鳥料理店は鳥ダシを隠し味に使用するなど、各飲食店の強みを生かした塩焼そばも試作段階にある。今後は徐々に提供店の拡大を目指していく」とのこと。
横須賀中央、上町の両エリアでも下澤さんの仲間の飲食店が独自の切り口で商品開発に取り組む動きもあるそうで、「将来的には市内のエリア対抗で”ご当地焼そば”の人気を競うような催しができたら」と全市的な展開にも期待を寄せている。
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