「くりはま歴史絵本」 求む!市民協賛金 発行費捻出に四苦八苦
久里浜の歴史や文化をひも解く絵本をボランティアで製作している「久里浜の文化を考える会」は、発行にかかる経費の協賛を市民や企業に呼び掛けている。
同会では平成18年から地域の子どもたちの郷土愛を育むツールとして『くりはま歴史絵本』を年1冊のペースで発行。これまでに「佐原十郎物語」「ペリー上陸物語」など、第5集まで手掛けてきた。平易な文章と挿絵は小学4年生を対象に作られており、久里浜地区の小学校に無償配布(約2800部)されている。
製本代などの経費はおよそ60万円。当初は市の補助金で賄っていたが、財政事情から2年前に打ち切られ、以降は1口1000円の「市民サポーター制度」を設けて発行を継続してきた。
現在、同会では平作川を題材とした第6集の編集作業が追い込みの段階。石田妙子委員長は、「久里浜の海に流れ込む平作川を時代とともに遡りながら、人々の生活や街並みが整備される過程を紹介する内容」と話している。発行予定は5月。協力してくれた人には完成した絵本(1人1冊)を提供する。「市民サポーター」は、久里浜行政センターで受付中。詳細は【電話】046・834・1111まで。
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