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横須賀版 公開:2012年2月3日 エリアトップへ

組曲「横須賀」で地域の魅力学ぶ 楽曲ゆかりの名所を辿るツアーも

文化

公開:2012年2月3日

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管弦楽に合唱が加わる、壮大な郷土賛歌
管弦楽に合唱が加わる、壮大な郷土賛歌

 「横須賀」を音楽で表現すると、どのような表情を見せるのか―。このテーマに挑んだのが、昭和の大作曲家・團伊玖磨氏。タイトルは、合唱と管弦楽のための組曲「横須賀」。市制75周年を記念して作られたもので、昭和58年に同氏の指揮で発表された。

 当時、秋谷に住んでいた團氏が表現したのは、横須賀の過去・現在・未来の姿。栗原一登氏(演出家・劇作家)の8章からなる詩をもとに、豊かな自然や歴史、文化・産業・風物を多様な楽器と合唱を用いて郷土賛歌として歌い上げている。初演以来、毎年5月に横須賀交響楽団と地元合唱団による演奏会が催されているほか、三笠公園の歌碑では組曲の一節が毎日数回流れる。

 この楽曲の誕生の背景やその情景などを学び、実際にゆかりの場所へ赴く講座が、(財)横須賀市生涯学習財団の主催で実施される。昨年3月にも催され、「初演時の苦労話などを聞けてよかった」「曲を理解する良い企画だった」「横須賀の新たな一面を学べた」と好評を博したもの。

 2回連続の講座で、第1章は〜組曲「横須賀」のすべて〜と題し、3月7日(水)に実施(午後2時〜4時、生涯学習センター5階)。文化資源学会の芳賀久雄さんが講師を務める。楽曲の誕生エピソードや團氏と栗原氏の人物像、組曲の楽章で表現された自然・文化・歴史に迫る。翌週の14日(水)は、第2章〜組曲「横須賀」にふれる〜をテーマに、楽曲ゆかりの名所・旧跡を横須賀交響楽団指揮者の石野雅樹さんと共にバスツアーで辿る。見学先は衣笠城址や三笠公園・ペリー公園・走水神社・長浦港など(午前9時〜午後4時)。

 募集定員は42人、受講料は2回の講座で2000円(バス代・保険料含)。14日のバスツアーは昼食持参のこと。申込・問い合わせは(財)横須賀市生涯学習財団『組曲「横須賀」めぐり』担当【電話】046・822・4838へ。申込締切は2月14日(火)午後8時。
 

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