商店街再生で意見交換 小泉代議士リーダーの「TEAM YKOSUKA」
小泉進次郎代議士をリーダーとする政策提言グループ「TEAM YOKOSUKA」主催のフォーラムが今月14日、ヨコスカ・ベイサイド・ポケットで開かれた。商店街再生の先駆者として高松丸亀商店街振興組合(香川県高松市)の古川康造理事長を迎え、「商店街に未来はあるのか」をテーマにパネリストらと意見交換した。商店街関係者ら約200名が集まった。
古川氏は相次ぐ大型店の出店で存亡の危機に陥った丸亀商店街が、地権者の土地を「所有」と「利用」に分離させる手法で街全体を再開発した事例を紹介。450メートルの街区で業種の再編成などを行い、通行人と売上を呼び戻したと話した。パネリストからは、土地問題に関する質問が集中。「地権者の利害調整と合意形成をどのように行ったのか」の問いに、古川氏は「数名の説得に時間を要したが、今のままでは商店街が死んでしまう、という認識の共有化をめざした」と回答。反対者を押し切っての事業化はコミュニティーを崩壊させてしまうとし、街全体で再生に挑む姿勢が大切だと説いた。加えて、有力店を誘致することで客を呼び込む従来の考えから、商売をしたい人が集まる商店街をめざす発想に転換したことが活性化に繋がっていることも話した。
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