ポール手にしてまちの防犯 観音崎公園で合同パトロール
県立観音崎公園内の防犯を目的とした地域連携合同パトロールが今月19日に行われ、二葉2丁目見回り隊「ブルーホークス」、神奈川県警本部、同公園スタッフや県の職員、公園ボランティアなど約50人が参加した。
同見回り隊は、2本のポールを使いながら歩く「ノルディックウォーキング」を毎週実施しており、介護予防のための運動と、地域の防犯パトロールを同時に行っている。昨年からは同公園と連携するようになり、警察も交えての合同パトロールは今回が2回目。
「鷹の目」で
二葉2丁目町内会では、高齢者の寝たきり防止と筋力アップなどを狙いに、3年前からノルディックウォーキングを行っている。スキーで使うようなポールを地面につきながら歩くことで足腰にかかる負担は少なく、上り坂でも難なく歩くことができる。町内や観音崎公園内をメインコースに、”ただ歩く”だけではなく、地域の防犯パトロールも兼ねている。
昨年、見回り隊「ブルーホークス」と命名。観音崎の海と空を表す「青」と、目を光らせて見回りをしているイメージから「鷹」と名付けたという。
この日参加したメンバーは約30人。青い上着と「防犯」と書かれたキャップを身につけ、2本のポールを手に集合した。また、ボランティアによる地域安全活動を支援している県警本部生活安全サポート班の職員らも加わった。
公園内「森のロッジ」をスタート地点に、横須賀美術館裏手にある「三軒家園地」を経由。インフォメーションセンター(グリーンシップ)までの約1・5キロを歩いて回った。すれ違う人に「こんにちは」と声をかけながらパトロール。こうした姿は、公園を訪れている人を安心させているという。
ウォーキングの発起人でもある大内政行さん(73)は、「歩くことそのものが防犯活動の良いPRになり、地域の安全に結びつくと思っています。これからも続けていきたいです」と話していた。
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