歯科大キャンパス 薄紫の花咲かす
神奈川歯科大学(稲岡町)のキャンパスでは、今年も南アメリカ原産のジャカランダが薄紫の小さい花をたわわに咲かせ始めている。現在は3分咲き程度だが、例年7月の初旬ごろが見頃。散り始めると樹の周辺には紫の絨毯が広がる。
ブラジルの国樹でもあり、熱帯地方に分布している。国内では九州など比較的温暖な地域で栽培の例があるが、同大学では気候や日当たりに恵まれるなどの条件がそろい、30年以上続けての開花となった。
小さな花が鈴なりに咲く様子が桐の花に似ていることから「桐もどき」などの和名がある。可憐な紫色は、オランダの画家フェルメールが愛用した色にちなんで「フェルメールブルー」とも称され、見る者の目を楽しませてくれる。
この時期、花の鑑賞に限ってキャンパス内に入ることができる。その際には校門の警備室で申し出が必要。開花状況等の問合せは、同大学総務部総務課【電話】046・822・8751まで。
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