ティボディエ邸 再建めざし請願活動へ
市民有志グループ「横須賀に軍港資料館を作る市民の会」（山本詔一会長）は今月１日に行ったシンポジウムで、米海軍横須賀基地内にあった国内最古級の洋館「ティボディエ邸」（明治3年建築）の再建をめざす請願活動を行うことを発表した。市民からの賛同署名も求める。
市民の会では、同洋館を旧海軍の歴史や変遷を振り返る資料館として活用していくことをめざしている。
山本会長は「米海軍が３５００万円の費用を拠出して解体された洋館は、横須賀市内に復元するという条件付のもの」と説明。「地域に眠っている資料の散逸を防ぐために、保存・収集のための拠点化も急ぐべき」との考えを述べた。
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