クリスマスとカウントダウン 花火舞う冬の横須賀 定着イベントで集客に
冬の夜空を鮮やかに彩る花火のイベントが、クリスマス前から元日未明にかけて市内で企画されている。今月23日(祝)には、くりはま花の国で「音楽と花火の競演」が今年も開催され、大みそか恒例の「よこすかカウントダウン」では、新年の幕開けと同時に大輪の花が舞う。夏の風物詩というイメージが強いが、横須賀では冬の花火も定着している。
イルミとコラボ
クリスマスイベントとして今年で5回目を数える「音楽と花火の競演inくりはま花の国」。湘南学院高校教諭で花火師の安部英次さんが演出を手がけている。音楽に合わせて冬の夜空を華やかに彩る花火は迫力があり、今年のラストは昨年よりもスケールアップするという。
ポピー園前広場を会場に参加費無料(雨天中止)。23日当日は、午後5時からサンタクロースとの記念撮影、5時半からクリスマスミニコンサートが行われる。花火の打ち上げは6時から約10分間。同広場では12万球の光がクリスマスムードを高めるウィンターイルミネーションも点灯中で(25日まで)、メルヘン世界とのコラボレーションも楽しめる。
このほか、当日先着100人に、ハーブの種をプレゼントする特典も。問合せは、くりはま花の国管理事務所【電話】046・833・8282へ。
横須賀の年越し定番化
クリスマスの後は、横須賀ならではの年越しと新年の幕開けが待っている。
「よこすかカウントダウン2013」(同実行委員会主催)は、ヴェルニー公園がメイン会場。大みそかの午後6時からダンスなどのライブパフォーマンスが繰り広げられる。11時半頃には本町町内会青年部のイルミネーション神輿が登場し、会場のボルテージを上げる。
カウントダウンで迎えた0時の時報を合図に、艦船の汽笛が鳴り響き、サーチライトが横須賀本港を照らす。それと同時に大輪の花火が打ち上げられ、約5分間、新年の空を鮮やかに染める。
「横須賀の年越し」として定番化したこのイベントは、市内外から注目されている。花火が一望できる客室をもつ「メルキュールホテル横須賀」(本町)では、「最高の眺望でカウントダウン」をキーワードに年末年始の宿泊プランを用意。今年もすでに予約で埋まっているほど人気だという。夏の開国祭だけでなく、年越しの花火も集客の目玉のひとつとなっている。
イベントの問合せは、横須賀観光インフォメーション【電話】046・822・8301へ。
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