劇団河童座 痴呆と向き合う家族の物語 6年ぶりに再演
昨年創設60周年を迎え、地元を中心に活動する「劇団河童座」が今月23日(土)と24日(日)、アルツハイマーの老人を抱える家族を描いた「わしゃ喰っちょらん!」(作・演出/横田和弘)を市立青少年会館で行う。
同作品は祖父の痴呆に家族が振り回されながらも明るく向き合う物語。リアルなセリフのやり取りから「自分たちの家族を見ているよう」などの反響を呼び、市外でも上演されてきた。今回が6年ぶりの再演。
物語のキーマンとなる祖父役を演じるのは鈴村健二さん=写真左。今年81歳。元教職員で、18歳のとき同劇団の立ち上げに加わる。平日は教壇、休日は公演、と忙しい日々を送ってきた。同作品には1993年の初演から主役を務める。足腰が辛いときもあるが「声量や”声の通り”には自信がある」という。10代から80代まで幅広い年代が在籍する同劇団。「家族みんなが主人公。暗くなりがちなテーマだが、おもしろおかしく演じられれば」と意気込みを見せた。
公演は今月23日(土)が午後1時半と午後6時、24日(日)が午後1時半から。料金は2500円(前売り2千円)、高校生以下1500円(前売り千円)。問合せは同劇団【電話】046・823・7443
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