県立保健福祉大 学食で気軽に栄養指導 食生活の改善に役立てる
iPadや栄養バランス表を見ながら管理栄養士のアドバイスを受ける親子
平成町にある県立保健福祉大学で、管理栄養士による無料の栄養指導が行われている。国が推進する「機能性食品」を活用した健康増進計画の普及に向けたプロジェクトの一環。
学食の一角に設けられた「栄養ケアステーション・ラボ」では、利用者が朝・昼・夜・間食の内容をタッチパネルで選択。プリントされた食生活バランス表を見ながら、不足している栄養素や効果的な食材などを管理栄養士が個別にアドバイスする。先月の14日から週に１回開設されており、今までの利用者は10人前後。近隣住民がほとんどだという。管理栄養士で講師の倉貫早智さんは「若い学生も食生活が乱れている場合が多いので、新学期に向けより幅広い層に活用してもらいたい」と話した。来年度からは、市内のスーパーなどと協力し「出張栄養ケアステーション」としての展開も検討しているという。
次回の実施は11日（火）の11時半から２時間。４月以降は第２・４火曜日に開設。問合せは同大学【電話】０４６・８２８・２５００
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