個性派現代アートに触れる 明日28日から斎藤義重展
横須賀美術館(鴨居4の1)が所蔵する日本近現代の美術作品や、横須賀ゆかりの作家を展示する「第2期所蔵品展」が明日6月28日(土)から開催される。
今回展示されるのは、戦前戦後を通して、日本を代表する作家として前衛美術の最前線で活躍し、今年生誕110年を迎える斎藤義重さんの作品。同館所蔵品と寄託品のほか、個人蔵のドローイング、レリーフ、立体作品などが楽しめる。
斎藤さんはロシア構成主義やダダの影響を受け、立体作品を中心に制作。2001年に逝去するまで旺盛に創作活動を行っていた。
電線を巻き取るのに用いられていた直径2メートルを越える巨大な円筒形のドラムを使った造形作品や、合板を電気ドリルで削って傷をつけ、その上から油彩絵具を塗った”ドリル絵画”など、どれも独自の世界観で表現されている。
会期は9月21日(日)まで。観覧料は一般310円、高大生・65歳以上210円、中学生以下無料。詳細は横須賀美術館【電話】046・845・1211
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