横須賀版 掲載号:2014年7月25日号 エリアトップへ

「絵描き職人」としてイラストなどの創作活動を続ける maricoさん(本名 佐々木 麻里子さん) 東浦賀在住 40歳

掲載号:2014年7月25日号

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”隙間”で描く真心の絵

 ○…キャンバス全体にびっしりと描かれた人や建物。「隙間があると何か描きたくなっちゃうんですよね」。賑やかでどこか懐かしさを感じるような、そんな不思議な世界が丁寧に描かれている。”絵描き職人”と自ら名乗るのは、「生涯1つのことに打ち込み続ける職人のようになりたい」という決意の表れだ。

 ○…小さい頃から絵を描くことが大好き。美術部だった浦賀中学、岩戸高校時代ですでに現在の緻密な画風が出来上がっていたという。夢はイラストレーター。横浜のデザイン専門学校に進み、腕に磨きをかけた。しかし、自作の作品を抱えて回ったデザイン事務所で言われたのは「もっと一般的な絵は描ける?」という予想外の言葉。プロとして生計を立てるためには、時に自分の画風と異なる絵を描かなければならない。理想と現実の狭間で悩んだが、最後は「ずっと続けるためには自分が”描きたい”と思えるものでなければ」。夢は諦めたが、霧が晴れたような心地だった。

 ○…結婚し2児の母となった今、創作活動を続けられるのは「家族の理解のおかげ」。仕事に行く前の10分間、子どもたちを寝かしつけた後の30分間―。そのわずかな”隙間”が作業時間だ。乾きの早いマーカーペンを使うのも「これなら空いた時間でササッと描けるから」。「『大変そう』とよく言われるけど、無限に時間が無限にあったら逆にだらけて描こうとしないかも」と頬を緩める。

 ○…市内のアーティストが集う「大人のための文化祭」や浦賀のカフェでの個展など、地元の芸術イベントに積極的に参加している。先日は、浦賀の魅力を再発見する散歩マップを手掛けた。昔は「何とも思わなかった」地元の風景。年を重ねることで、その良さや魅力がわかるようになってきた。「浦賀で生まれ育ったからこそ感じることがある。自分にしか描けないものを、これからも描いていきたい」。 

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