横須賀版 掲載号:2014年7月25日号 エリアトップへ

深田台神明社 四半世紀ぶりに神輿復活 26日に例大祭

掲載号:2014年7月25日号

  • LINE
  • hatena
細かい補修を行い、出番を待つ神輿
細かい補修を行い、出番を待つ神輿

 「伝統が復活する」―。深田台にある神明社の宮神輿が、明日26日(土)の例大祭で26年ぶりにお目見えする。地域の高齢化などで担ぎ手が減り、昭和63年のお祭りを最後に、神社内で担がれることなく眠っていた神輿。「地域のお祭りのシンボルとして、復活させたい」と地元の若手が担ぎ手に名乗りを上げた。

 上町の商店街から、文化会館方面へ向かう裏路地にひっそりと鎮座する神明社。明治時代の前半、米が浜の神明社から移設されたのが起源と言われる(米が浜神明社は昭和50年代に再興)。宮神輿は、隔年で行われる例大祭で、大正・昭和と代々担ぎ継がれてきた。しかし、昭和63年を最後に、その風習も途絶えてしまっていた。

 「自分の生まれ育った町にある宮神輿を担ぎたい」。そう立ち上がったのは、上町在住の竹内恒明さん=写真。お祭り好きの友人の影響を受けて、汐入や中里など近隣で神輿を担ぐようになり、「担ぎ手や参加する人の一体感」に目覚めたという。そんな時に「神明社に眠ったままの立派な神輿がある」と聞き、氏子会に相談。今年の初詣を機に、担ぎ手の仲間を募集し、「(仮称)神明睦会(むつみかい)」として、活動をスタートさせた。肝心の神輿も老朽化が懸念されていたが、状態も良かったことから、今夏の例大祭で復活させることを決めた。

 担ぎ手となるのは、上町深田・台深田・深田大門と米が浜町内の氏子に限定されるため、氏子会や地域の若手有志、商店会青年部などに声を掛けながら、手探りで人集めに奔走。同時に、神輿の補修や境内の清掃を行い、例大祭に向けて準備を進めてきた。

 当日26日(土)、お神輿は朝8時半に神明社下から出発。今回は渡御を行わず、100段近くある神明社の階段を上り、米が浜神明社によるお囃子や獅子舞で盛り上げる。「担ぐのは地元の人に限られているが、26年ぶりの雄姿を多くの人に見てほしい」と竹内さん。上町深田町内会の根岸正明会長は「父親の世代から担いでいたお神輿。一旦途絶えてしまっていたが、若い世代の人たちが名乗りを上げてくれたのは嬉しい」と今後の繋がりに期待する。竹内さんは「お祭りや神輿は、どの世代も楽しめる地域のつながりの象徴。町を活性化させるシンボルとして担ぎ継いでいきたい」と意気込みを話している。

横須賀版のトップニュース最新6

経済回復の起爆剤に

横須賀市

経済回復の起爆剤に 経済

「25%上乗せ」商品券販売

9月24日号

境内に「非常用トイレ」

西逸見町浄土寺

境内に「非常用トイレ」 社会

井戸水利用で災害時に対応

9月24日号

地域振興にアニメ活用

『スローループ』×YOKOSUKA

地域振興にアニメ活用 社会

ファンの来訪、聖地化に期待

9月17日号

端末持ち帰り不可

横須賀市公立小中

端末持ち帰り不可 教育

慎重姿勢の市教委

9月17日号

廃プラリサイクル工場開設

神明町

廃プラリサイクル工場開設 経済

国内最大級、稼働は来秋

9月10日号

19の公共施設を再編

横須賀市FMプラン

19の公共施設を再編 経済

青少年の家を一部廃止

9月10日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 9月17日0:00更新

  • 9月10日0:00更新

  • 9月3日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年9月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook