横須賀芸術劇場で、クラリネットの巨匠ジャック・ランスロ氏の名前を冠した国際クラリネットコンクールが催されている。第１回は２０１２年、ランスロ氏の故郷・フランスで実施。日仏間で交互に行われる予定で、今回は日本での初開催となる。
同劇場では今月25日から29日（金）まで予選が行われており、日本・韓国・中国のほか、欧米などから新進のクラリネット奏者１０９名が熱演を競っている。ファイナルは31日（日）に実施（午後１時開演）。これに先立ち、30日（土）には同コンクールの審査員によるコンサートも開催される（午後５時半開場、６時開演）。世界で活躍する名クラリネット奏者が一堂に会する一夜限りの特別コンサート。審査員を務める、横須賀出身のＮ響首席奏者・松本健司さんも出演する。
予選・ファイナル、審査員コンサートともに入場無料で一般公開される。「フランスに縁のある横須賀で初開催の国際コンクール。若手からプロまで世界レベルの演奏を聴ける貴重な機会です。多くの市民の方に楽しんでほしい」と同劇場担当者。詳細は【電話】０４６・８２８・１６０２
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