地元飲食店が開発 召シマセ「軍艦メシ」 陸奥主砲里帰りを応援
海軍のまち横須賀ならではのグルメイベント「よこすか軍艦メシ」が9月13日(土)から始まる。横須賀中央からドブ板界隈(一部追浜)の飲食店9店が古今の艦艇をモチーフにしたオリジナルメニューを提供。注文者には1食につき1膳、軍艦の焼印の入った割り箸がプレゼントされる。今月30日(火)までの限定企画。
地元で展開されている戦艦「陸奥」主砲の横須賀里帰り運動の応援を目的に、ミニコミ誌「横須賀鎮守府新報」を発行する有志団体「横須賀鎮守府(仮)」が企画した。「グルメを通じて運動の周知と盛り上がりを図りたい」と関係者は話している。
各店が提供する料理メニューは、
艦艇の生い立ちやエピソードにちなんでいる、または形状などを模したもの。
「いざかや 稲子わるん」(大滝町)が振る舞うのは、横須賀海軍工廠で起工された陸奥をイメージした冷麺。東北地方の旧国名を冠していることから盛岡名物の冷麺にりんごをトッピングしている。
「やんちゃ家 横須賀中央店」(若松町)は、第2次大戦中に唯一、日本とドイツの完全往復に成功した「潜水艦 伊8」を題材にした創作ポトフ。当時の到着地はドイツ占領下にあったフランスのブレスト市であったことから、日独仏を融合させ、フランクフルトをふんだんに使用した和風スープベースの新メニューを考案した。
艦艇の焼印入り割り箸は全10種類(数量限定)あり、参加飲食店9店に加え、「よこすか軍港めぐり」の汐入ターミナルでも乗船客に配布する。
各店の詳細はホームページ【URL】http://www.yokosuka-chinjufu.com/で確認できる。
模型展示で運動周知
戦艦「陸奥」主砲の里帰りをめざす「陸奥の会」は5日、実物の100分の1スケール(長さ2・25m)の模型=写真=を市役所ロビーに展示した。東京お台場にある「船の科学館」から借り受けた。同会では陸奥の4番砲塔の1門を2016年にヴェルニー公園に移設することを希望しており、運動を開始したところ。模型の展示は、市民の認知を高める狙い。
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