アウトドア用品メーカーのコールマンジャパン(株)(東京都港区)は、三浦市三崎町城ケ島でオートキャンプ場を開設する計画を明らかにした。同社では全国にあるオートキャンプ場と事業提携しているが、直営方式での運営は国内初。来春の開設を予定している。
場所は城ケ島ユースホステル跡地=写真。全体の敷地は約4千平方メートルで、規模や具体的な運営形態は県や市、地元と調整中だという。
城ケ島を県の”第4の観光地”に位置付けることをめざしている黒岩祐治神奈川県知事は「城ケ島の魅力が民間企業を引き寄せた」と取組を歓迎。コールマンジャパン(株)マーケティング本部の根本昌幸さんは「来年春の開設に向けて、関係団体や地元の皆さんと協力して進めていきたい」と話している。
■経 緯
「城ケ島・三崎」は2012年11月に、県から「新たな観光の核づくり構想地域」認定されている。これの推進案の中にオートキャンプ場の整備計画があった。地元と連携して計画全体の総合プロデュースを手掛ける(株)プラネット社がコールマンに事業参加を打診、「アウトドア構想」の部分を担当するNPO法人地球元気村が軸となって調整を進め、地元で組織する推進協議会での協議を経てコールマンジャパンが協力事業者第1号となった。
城ケ島ユースホステルは1962年に営業開始。学校などクラブの合宿先として活用されたが、利用者の減少で2003年に閉館。昨年建物は取り壊され、現在は更地になっている。
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