成人式から10年後の30歳を祝う「三十路(みそじ)式」を当事者らが計画している。仕事や家庭生活で本当の意味での”大人”として活躍する同級生に参加を呼びかけ、一堂に集まる。ビジネスマッチングや婚活の場としても機能させ、地元のつながりを深めるきっかけを提供する。
成人式から10年、再会の場
イベントの名称は「三十路式 2015in横須賀」。30歳の当事者らで実行委員会を組織し、準備を進めている。来年1月17日に不入斗の横須賀アリーナを貸し切って、横須賀にゆかりのある30歳(1984年4月1日〜1985年4月1日生まれで出身・在住・在勤の人)を1000人集める計画だ。
当日の企画アイデアとして浮上しているのは、世代の共通認識を問う「三十路クイズ」、「ミス&ミスター三十路コンテスト」、恋愛・ビジネスをテーマにした「マッチング大作戦」、30歳のリアルな心情や社会への問題提起を行う「三十路の主張」など。市内の飲食事業者に協力を呼びかけ、地産地消のご当地グルメなどを提供していく。このほかに子ども連れでも参加しやすいような工夫も凝らすという。
実行委員会メンバーで横須賀市議の嘉山淳平さんは、「同級生の絆の確認や、新しいつながりを築く場としたい。横須賀への帰属意識を高めることにつながれば」と期待を話した。
詳細はホームページ【URL】http://yokosukamisoji.com/で随時発信していく。
節目に着目 各地で広がり
40歳を対象にした「ダブル成人式」や10歳の門出を祝う「2分の1成人式」など、節目に着目したイベントが全国的に広がりを見せている。平塚市では一昨年の1月に地元有志が「三十路式」を行い、会場のホテルに約300人を集めた=写真。藤沢市でも一昨年、今年と「ダブル成人式」が実施されており、来年も継続開催されるという。
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