夏島小学校学区内の周辺8つの町内会・自治会、行政機関、企業などによる防災訓練が16日に、同校グラウンドで催された。追浜地域運営協議会(澄川貞介会長)の主催。
同協議会では、まちづくりに関する地域の課題のひとつとして『防災』を掲げている。今年3月には、追浜地区に隣接する関東学院大学と防災に関する協定を締結するなど、地域での連携を進める。今回の防災訓練は、地域内の小学校学区(4校)を持ち回りで実施するもの。町内会・自治会が単独に実施する訓練とは異なり、大規模・実践的なものとなる。
当日は、約600人が参加。一時避難場所への集合からスタートし、救出訓練では、人形を家屋に下敷きになった人に見立てて救助を行った=写真。また、バケツリレーや消火器など、初期の消火活動の実践も学んだ。
訓練を終えて「町内会だけでなく、合宿所の大学生や企業など地域内の人と顔を合わせて連携を図ることも大切。こうした機会を、町のつながりと防災の両面で役立ててほしい」と澄川会長。事務局では「追浜の4地区でも、それぞれ立地環境が異なり、防災への取り組み方も違う。地域の特性に合わせた、より実践的な訓練を考えていきたい」と話している。
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