神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
横須賀・三浦版 公開:2015年1月23日 エリアトップへ

きらきら太陽プロジェクト プロレスで社会貢献 イベント収益を乳児院に

スポーツ

公開:2015年1月23日

  • X
  • LINE
  • hatena
「今後も横須賀で大会を」と雫さん
「今後も横須賀で大会を」と雫さん

 横須賀にプロレスがやってくる―。2月14日(土)午後1時半から、横須賀市総合体育館メインアリーナで、プロレスのチャリティイベント「きらきら太陽プロジェクトfor横須賀〜愛〜」が開催される。人気レスラーの対戦に加え、子ども向けのプロレス教室も企画されている。

 試合の目玉となるのは、ダンプ松本や堀田祐美子ら往年の人気レスラーに加え、雫有希、中島安里紗、花月、唯我といった若手との対戦だ。さらに、逗子市出身の和田城功など男女、団体を横断したラインナップ。特別リングアナウンサーとして、横須賀出身で元女子プロレスラーの府川唯未さんが登場する。当日は、子ども向けのプロレス教室も実施する(午後12時30分〜)。

 チャリティとして、市内の児童養護施設の子どもたちも招待され、会場には福祉施設や児童虐待防止全国ネットワーク(オレンジリボン)など社会貢献団体のブースも出展する予定。さらに、イベント収益の一部は、横須賀市レスリング協会と長野県善光寺大本願乳児院に寄付される。

横須賀に恩返し

 このプロジェクトを主宰するのは、女子プロレスラーの雫有希さん。フリーで大会に参戦する傍ら、埼玉の実家の寺で尼僧としても働き、さらにベビーシッターの資格も有するという珍しい経歴の持ち主だ。プロレスを媒体にした社会貢献プロジェクトを始めたのは2010年のこと。「虐待などで、親と暮らせない子どもたちの支援に何かできないか」と、自らチャリティイベントを企画。”お寺プロレス”を皮切りに、賛同する選手や団体も増え、この4年間で開催したチャリティイベントは10回以上にのぼる。

 「横須賀で大会をやりたい」―。慶應大学レスリング部時代に防衛大学校との練習で横須賀を訪れ、短期間ではあるものの市内で暮らしていた雫さん。レスラーとして技を磨いた横須賀での大会開催には、並々ならぬ想いがあった。横須賀市教育委員会の後援も取り付け、「プロレスを楽しむだけでなく、多くの人に乳児院や養護施設の子どもたちのことを知ってほしい」と意気込む。

 今月15日には、吉田雄人・横須賀市長や板橋衛・市議会議長を表敬訪問。吉田市長は、プロジェクトの活動にふれ「レスリング協会への寄付など、横須賀との縁を大切にしてくれて嬉しい」と激励した。

 開場は午後12時15分。チケットは全席自由2000円、学割・障がい者割1000円、高校生以下無料。問い合わせは、【メール】kirakirataiyou@willcom.com 【携帯電話】070・5566・1368

雫 有希(しずく あき)川崎市出身。女子プロレスに憧れて、レスリングを始めたのは短大時代。学生レスリングの傍ら、プロレスにも参戦。IW19などでタイトルを奪取している。実家は埼玉にあるお寺。得意技はデスバレーボム。
雫 有希(しずく あき)川崎市出身。女子プロレスに憧れて、レスリングを始めたのは短大時代。学生レスリングの傍ら、プロレスにも参戦。IW19などでタイトルを奪取している。実家は埼玉にあるお寺。得意技はデスバレーボム。

横須賀・三浦版のトップニュース最新6

AIで糖尿病リスク特定

横須賀市

AIで糖尿病リスク特定

健康データベース会社と協定

5月23日

「低山ハイク」に商機

長沢駅周辺商店会

「低山ハイク」に商機

三浦富士、大根石伝説で誘客

5月23日

投手三本柱で初代王者へ

軟式野球若竹ライナー

投手三本柱で初代王者へ

新設のベイスターズ杯に出場

5月16日

答案採点にAI導入

横須賀市全公立学校

答案採点にAI導入

DX化推進で教員の負担減

5月16日

貝類800種 博物館に寄贈

玉置さんコレクション

貝類800種 博物館に寄贈

1950年代に久里浜で採取

5月9日

郷土史伝える活動が評価

朗読団体 ひばりの会

郷土史伝える活動が評価

文部科学大臣賞を受賞

5月9日

湘南巻き爪矯正院 

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://shonanmakitume.com/yokosuka/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

横須賀・三浦版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

横須賀・三浦版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2025年5月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Facebook