記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 2月6日0:00更新
今号で取材した、「かながわなでしこブランド」の認定を受けた大草薬品の口腔ケアタブレット。口臭や歯周病予防として日常的に使用できますが、非常時は歯磨きの代用品としても役立ちます。東日本大震災時、被災地の薬局を訪れた大草貴之社長によると、意外にも液体歯磨きや汗ふきシートの需要が高かったそうです。貴重な水は、飲料用に回すのが最優先。歯磨きできない不快感は訴えにくい環境でした。しかし「こんな時だからこそ、清潔でいたい」。被災地の小さな声を拾い、数年かけて商品化。女性ならではの着眼点が活かされた開発裏話が印象的でした。
|
<PR>